vs プリヨシビームス
| TEAM |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
R |
H |
E |
| プリヨシビームス |
2 |
0 |
4 |
0 |
2 |
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6 |
4 |
4 |
| NYANKEES |
1 |
3 |
1 |
0 |
4x |
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9 |
14 |
5 |
関東ではこの日、20℃を越えるポカポカ陽気で澄んだ青空が広がる絶好の行楽日和となった。
草野球を楽しむ各地のグランドでは熱戦が繰り広げられ数々のドラマも生まれたのではなかろうか。
さてNyankeesは東綾瀬公園野球場にてプリヨシビームスさんと対戦する。
先発はエース西脇がマウンドに上がる。
初回の立ち上がりはサードゴロ、センターフライと無難に二死とするが、
悪い病気が…2連続四死球を与え痛打と失策がらみで2点の先制を許す。
その裏すぐに反撃したいNyankeesは、先頭田鍋が右前に落ちるラッキーな安打で出塁するとすかさず盗塁。
上位打線に期待が集まるがエラーで1点返したのが精一杯だった。
2回表、西脇の投球は超ーカッコいい愛車のお披露目と重なり、2奪三振と徐々にエンジンが掛かりだす。
2回裏の攻撃、先頭中川。元祖中畑清も舌を巻く、平成の絶好調男のバットは今日も炸裂する。
目の覚める右中間への当りは激走の三塁打でビックチャンスの予感。
池田三振の後、居原、北川、西脇の長短打を集め2-4と逆転する。
ゲームの流れを引き寄せたはずだったが、3回表、2者連続四球のピンチにエラー続出、被安打1で大量4点を
失い6-4とあっさり再逆転されシーソーゲームに突入した。これぞまさに草野球の醍醐味か。
3回裏の攻撃、一死後、今年4番を任された必殺仕事人、町口が技ありのライト線を襲う長打で出塁。
ここでまたも中川。外角の変化球に踏み込み、逆らわずに右方向へのお手本通りのタイムリーで町口が生還。
なんとか1点差まで追い上げ6-5とし終盤に勝負を賭けたい。
4回は両投手の踏ん張りで切り抜け、運命の最終回にドラマか。
5回は西脇からストッパー池田がマウンドへ。先頭打者に不用意にカウントを取りに行ったところを狙われいきなり出塁を許す。
次打者をサードゴロに抑えるが死球で塁を貯めると続く7番打者に甘く入ったカーブをセンター前に運ばれ2失点。
後続は2奪三振に仕留めるが、傷口を広げ8-5と追い詰められる。時間がせまりこの裏の攻撃が最後となる。
打順はトップに帰り、田鍋が食らいつく。この日2本目はレフトオーバーのスリーベースヒットでチャンスメイク!
宮本三振のあと、斉藤、町口、山田のクリーンアップが3連続適時打の底力を見せ土壇場で同点に追いつく。
なおも逆転の走者を残し続く中川はセカンドフライで二死となり、打席にはこの日2三振の池田。
タイミングが合わずゲームセットかと思われたが、値千金の一打が生まれる。
二塁を狙う打者走者の動きに、中継の乱れから、棚から牡丹餅。一気に山田がサヨナラホームイン!!
最終回、神懸かり的な逆転劇でNyankees今季初の3連勝!!

この日のポイントは最終回の攻撃の場面、1cmのチームプレーにあった。
筆者は池田のカウント2-0と追い込まれてからのグリップを見逃さなかった。
池田は意識的にグリップを余らせていた。小指一本分、1cmグリップを短く握り直して投球を待っていた。
前打席で二度のチャンスに2三振していたシーンが痛烈に残っていた。
「悔しかった。借りを返すつもりだった」。
ここまで繋いでくれたみんなの為に、次に繋げる為に、そしてチームの為に。
みんなの想い、願い、夢がたった1cmのグリップエンドの隙間に凝縮されていた。
3球目、インコース低めのストレートにバットが反応した。
みんなの想いを乗せた打球は二塁手の頭上を越えた。チームプレー、チームバッティング。
わずかグリップ1cmが勝負の明暗を分けた全員の想いがひとつになったチームプレーの勝利だった。
メンバー全員が最後まで粘り強く戦い、紙一重の戦いを拾った価値ある勝利だった。
ひとつのボールを追い続けるみんなの姿に、好きなものに夢中になれた瞬間に、
雲ひとつ無い秋晴れの空には、野球の魅力が無限に浮んでいた。
>宮本三振のあと…
役立たずで申し訳ありませんでした。